時を超え
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/11/03
- メディア: Blu-ray
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念願のインターステラー、やっと見られた。
驚いたのは、書ける感想が、ほぼない。
なんというのか、突っ込みどころが全くない。
恐らく、これでも伝えたいことを短縮している方だなあと感じたくらい。
続きものにして、計12時間くらいにしないと伝えきれなかったんじゃないのか?
突っ込むというか、もったいないなと感じたのはそのくらい。
映画として完璧過ぎて、そこが逆につまらないと思ってしまうほど引き込まれた。
観ている間はこの映画のこと以外何も考えていなかったと思う。
こんなに画面に引き込まれたのは久しぶりだった。
ノーランは映像で人間の目を再現できるというか、ファンタジーなのに実際にその世界にいるような、夢を体感させてくれるような気分になってしまう。
漫画とか映画を観ているのとは、何か違う感覚。
映像とかそういうのを超えて、普段忘れている何かを、記憶の片隅にあるものを思い起こさせてくれる。
それを、別の世界で、体感させられているような気分…
言葉にできません。
あと、この映画を勧めてくれた人はきっと、あなたのことが大好きな人です。
以下ネタバレ
本棚の後ろに詰まった浪漫。
まさかこれをノーランが再現してくれるとは。
心がざわついた。
あの空間が変わった瞬間、彼が5次元だかの世界に移った時、それはそれは痛いほど鳥肌がたった。
あの小学校の授業が終わってからの、薄暗い誰も居ない図書館。
たくさんの本が立っている、その奥、その向こう側、いったい何が潜んでいるんだろうと、想像もできない夢を膨らませていた。
その感覚を大人になってまさか思い出す日が来るとは。
同時に、怖くて怖くて考えないようにしたその夢が、暖かい夢に変わった。
はやく見て欲しい、あなたに。